アラブ首長国連邦

アラブ首長国連邦の国旗

国番号

+971

首都

アブダビ

人口

1,000万人

現地語名

دولة الإمارات العربية المتحدة

地域

アジア

西アジア

タイムゾーン

Gulf Standard Time

UTC+04:00

アラブ首長国連邦(UAE)は、砂漠の中に近未来都市がそびえる7つの首長国の連邦国家です。ブルジュ・ハリファのドバイとルーヴル・アブダビのアブダビを軸に、砂丘のサファリからベドウィンの伝統まで、スケールと対比が旅の主役になります。日本国籍者は到着時に無料でビザが押印され(現在30日間)、事前申請も手数料も不要です。

UAEのビザ・入国制度

日本国籍者にとってUAEの入国は非常に簡単です。空港到着時にパスポートへ無料でビザが押印され、事前申請もオンライン手続きも不要です。現在30日間の滞在が認められ、延長も可能です(移民当局の裁量、手数料あり)。必要なのはパスポート(入国時点で残存6か月以上)と復路または次の目的地への航空券のみ。性別欄がX(ノンバイナリー)のパスポートは受理されません。就労・留学・長期居住を予定している場合は、観光目的の入国では不十分で、事前に適切なビザの取得が必要です。就労ビザは雇用主がスポンサーとなり、到着後の健康診断(HIV、B型肝炎、結核、ハンセン病等)が義務付けられており、UAE国外で受けた検査結果は認められません。外交・公用旅券保持者はトランジットであっても事前のビザ取得が必要です。UAEは出国管理が厳格で、法的・金銭的な未解決事項があると出国禁止措置の対象になり得ます。

主なビザの種類

到着時無料ビザ

現在30日間。延長可能(移民当局の裁量、手数料あり)

観光、短期の商用ミーティング、ショッピング、ビーチ休暇、文化的な訪問向け。日本国籍者は到着時に無料でビザが発給されます。必要書類は入国時点で残存6か月以上のパスポート、黄熱リスク国から入国する場合は予防接種証明、十分な滞在資金。延長は移民当局の裁量で可能です。オーバーステイの罰金は日割りで加算されます。

就労ビザ

通常2〜3年(雇用契約に連動)、更新可能

UAE企業への就職、専門職としての派遣、長期就労向け。渡航前に雇用主をスポンサーとして手配する必要があり、観光目的の入国では就労は認められません。訪問ビザでの就労にはUAE労働省の仮就労許可(最長3か月)が必要で、無許可の就労は罰金・禁錮・国外退去の対象になります。到着後の健康診断(HIV、B型肝炎、結核、ハンセン病、妊娠検査)が必須で、UAE国外で受けた検査は認められません。

留学ビザ

就学期間中、年次更新可能

UAEの大学・教育機関での学業、語学コースなど。渡航前に受け入れ先の教育機関を通じて手配が必要です。入学許可証、有効なパスポート、写真、学歴証明、資金証明、到着後の健康診断が求められます。

居住ビザ

通常2〜3年、更新可能

長期居住、家族の呼び寄せ、リタイアメント、不動産所有、長期滞在向け。スポンサー(雇用主、家族、または対象国籍者の場合は不動産所有)を通じて申請します。健康診断、エミレーツID登録、各種手数料が必要で、保持者は出国管理の対象となります。

外交・公用ビザ

任務・訪問の期間

外交任務、公的な政府業務、国際機関での勤務向け。外交・公用旅券の保持者は、トランジット目的であっても事前のビザ取得が必要です。未取得の場合は入国を拒否されます。

UAE渡航の重要情報

到着時無料ビザ:日本国籍者は事前申請不要で、現在30日間の滞在が認められます。

パスポート:入国時点で残存6か月以上が必要です。性別欄がX(ノンバイナリー)のパスポートは受理されません。

オーバーステイの罰金:日割りで加算され、まとまった金額になることがあります。ビザの期限が近づいたらすぐに対応してください。

旅行概要

UAEはスケールと対比の国です。砂漠の果てに近未来のスカイラインが立ち上がり、何千年も続くベドウィンの伝統と、地球上で最も野心的な建築プロジェクトが同居しています。ドバイでは世界一の塔と人工島、ダウ船の行き交う旧市街クリークが一つの街に収まり、アブダビでは白大理石のグランド・モスクと「光の雨」のルーヴルが文化の層を見せます。街を出れば、4WDで駆ける砂丘とベドウィンキャンプの星空。北の山岳ラス・アル・ハイマと東海岸フジャイラが意外な素顔を加え、多国籍都市の食卓はシャワルマの屋台から地上400mのファインダイニングまで届きます。快適な10〜4月なら、乗り継ぎ数日のストップオーバーからでも十分に楽しめる国です。

アラブ首長国連邦を発見

ドバイは「新しさ」の代名詞ですが、旅程は古い側から始めると立体的になります。1日目はドバイ・クリークへ。木造の渡し船アブラで対岸へ渡り、ゴールド・スークとスパイス・スークを歩き、風の塔が並ぶアル・ファヒディ歴史地区で、真珠採りの港だった時代のドバイに触れます。2日目は垂直の街です。ブルジュ・ハリファの展望デッキは時間指定チケットの事前購入が鉄則で、夕暮れ枠から夜のドバイ・ファウンテンの噴水ショーへつなぐのが定番の流れ。3日目はパーム・ジュメイラのビーチクラブか、午後発の砂漠サファリへ。エミレーツの乗り継ぎで数日を過ごすストップオーバーでも、この三幕構成なら街の振れ幅を一通り味わえます。

この目的地の楽しみ方

建築とスケール

ブルジュ・ハリファ(828m、世界一)、パーム・ジュメイラ(ヤシ形の人工島)、ドバイ・フレーム(高さ150mの黄金の額縁、ガラスの床)、ミュージアム・オブ・ザ・フューチャー(ドバイで最も未来的な建築)、ルーヴル・アブダビ、バージ・アル・アラブ(「帆のホテル」)。UAEは建築の常識を書き換え続けています。

砂漠アドベンチャー

ルブアルハリ砂漠(「空虚な四分の一」)を4WDで駆け抜けるデューンバッシング、夕暮れのラクダ乗り、伝統的なベドウィンキャンプでの砂漠泊、サンドボード、鷹狩りショー、砂漠での星空観察。高層ビルの裏に広がる本物のアラビアです。

ビーチとマリンアクティビティ

バージ・アル・アラブを望むジュメイラ・ビーチ、ウォータースポーツのカイト・ビーチ、アル・マムザール・ビーチパーク、パーム・ジュメイラのビーチクラブ、シュノーケリングのフジャイラ東海岸、静かな穴場のラス・アル・ハイマ。透明度の高い海と年間を通じた晴天が魅力です。

ショッピング

ドバイ・モール(1,200店舗、水族館、アイスリンク)、モール・オブ・ジ・エミレーツ(屋内スキー場スキー・ドバイ併設)、ドバイ・クリーク沿いのゴールド&スパイス・スーク、グローバル・ビレッジ(90か国の文化を集めた季節限定マーケット)。伝統的なスークから高級モールまで揃います。

文化・歴史

シェイク・ザイード・グランド・モスク(無料入場、建築の傑作)、ルーヴル・アブダビ、風の塔とドバイ博物館が並ぶアル・ファヒディ歴史地区、20以上の博物館を擁するシャルジャ、アブダビのカスル・アル・ホスン要塞。近未来の裏側に豊かな文化の層があります。

アドレナリン系アクティビティ

ジェベル・ジャイス(ラス・アル・ハイマ)の世界最長級ジップライン、iFLYドバイの屋内スカイダイビング、スキー・ドバイ(外気50°Cの中の屋内スキー場)、パーム島周辺のジェットスキー、ドバイ上空のヘリコプターツアー、ディープ・ダイブ・ドバイ(水深60mの世界最深プール)。砂漠の中のアドレナリン体験です。

お金と通貨

お金と通貨
إ.د

UAEディルハム(AED)

通貨コード: AED

お金の実用的なヒント

カードはほぼどこでも使える:中東屈指のキャッシュレス国家

UAEは中東でもっともカード決済が普及した国のひとつです。ドバイ・アブダビのホテル、レストラン、モール、タクシー、ガソリンスタンド、スーパーではVisa・Mastercardが広く使えます。Apple Pay・Google PayなどのNFCタッチ決済にも幅広く対応しています。現金が必要になるのは主にスーク(伝統市場)、個人経営の小さな店、チップ、一部の砂漠サファリ業者です。JCBは高級ホテルなど一部で使える場合もありますが、Visa・Mastercardほどの通用度はなく、主軸のカードとしては期待しないでください。

両替所は空港カウンターより有利なレートを提示

ドバイの両替商(Al Ansari Exchange、UAE Exchange、Al Rostamaniなど)やアブダビの正規両替所は、空港カウンターやホテルのフロントより一貫して良いレートを提示します。ゴールドスーク周辺やブールドバイ地区は両替商同士の競争が激しく、レートが有利な傾向にあります。ディルハムは米ドルに固定相場(1米ドル=3.6725AED)でペッグされているため、米ドルを持っていればレートは安定しています。日本円からの直接両替は取扱いが限られるため、日本出発前に円→米ドルへ両替してから持参するか、現地ATMでカードから直接ディルハムを引き出す方法が確実です。

ATMは至る所にあるが、海外手数料に注意

UAEの大手銀行(Emirates NBD、ADCB、FAB、Mashreq)のATMは、モール、ホテルのロビー、メトロ駅などいたる所にあります。多くは100・500AED紙幣を排出します。海外での引き出しにはUAE側の銀行と日本側のカード発行会社の両方から手数料がかかることが一般的なので、渡航前に確認しておきましょう。一部のATMはダイナミック・カレンシー・コンバージョン(現地通貨ではなく自国通貨建てでの請求)を提示してきますが、必ず「ディルハム建て(AEDでの引き出し)」を選び、日本のカード会社側のレートを使うようにしてください。

チップの習慣あり:日本の感覚とは異なる

レストランの会計にはサービス料(10%)が含まれていることが多いですが、それとは別に追加でチップを渡すのが一般的です。目安はレストランでサービス料が含まれていなければ10〜15%、含まれていれば端数を切り上げる程度。ホテルのポーターは荷物1個につき5〜10AED、ハウスキーピングは1日10〜20AED、タクシー運転手は5AED単位で切り上げ、砂漠サファリのガイド・ドライバーは20〜50AED、バレーパーキングは10〜20AEDです。チップは現金で渡すのが基本です。カード決済のチップは担当者に渡らないことが多いので注意してください。

ご注意: 渡航前に必ず最新の為替レートを確認してください。両替は空港や銀行、認可された両替所で利用できます。

お金に関するよくある質問

よくある質問

事前のビザ取得は不要です。日本国籍者は到着時に無料でビザが押印され、現在30日間の滞在が認められます。オンライン申請も手数料も不要で、パスポート(入国時点で残存6か月以上)と復路または次の目的地への航空券があれば十分です。延長も可能ですが、移民当局の裁量によるものなので保証はされません。

エミレーツ航空が成田・羽田からドバイへ直行便を運航しており、所要時間は約11時間です。ヨーロッパ、アフリカ、中東方面への乗り継ぎ拠点としても便利で、ドバイでの数日間のストップオーバーを組み込む旅程も人気があります。

ありません。UAEは日本とワーキングホリデー協定を結んでいないため、就労を伴う長期滞在には雇用主がスポンサーとなる正式な就労ビザが必要です。観光目的の到着時無料ビザでは一切就労できず、無許可就労は罰金・禁錮・国外退去の対象になります。

Visajaはこのページの連絡先とビザ情報を継続的に見直していますが、要件は予告なく変わることがあります。重要な点は出発前に公館または公式窓口で確認してください。