パラオ
国番号
+680
首都
ンゲルルムッド
人口
21,729 (2017)
言語
英語 · パラオ語 · 日本語
面積
466 km²
電圧・周波数
120 V
プラグの種類
タイプA · タイプB
通行区分
右
現地語名
Palau
地域
オセアニア
ミクロネシア
タイムゾーン
パラオ時間
UTC+09:00
このページの内容
パラオ(正式名称パラオ共和国、現地語でベラウ)は西太平洋のミクロネシアに浮かぶ小島嶼国家で、カロリン諸島西端を構成する約340の島々からなります。首都はバベルダオブ島のマルキョク(ンゲルルムド)ですが、旧首都で最大都市のコロールが今も商業の中心地です。人口約1万8,000人という世界でも屈指の小国でありながら、卓越した海洋生物多様性、手つかずのサンゴ礁、環境保護への強いコミットメントで知られています。2009年には世界初のサメ保護区を設立し、2015年には世界最大級の海洋保護区を制定しました。世界遺産のロックアイランド南方ラグーンには、森に覆われた石灰岩とサンゴの島々400以上がターコイズブルーのラグーンに浮かびます。パラオは世界屈指のスキューバダイビング・シュノーケリングの聖地とされ、ブルーコーナー、ジャーマンチャネル、ペリリューウォール、数多くの第二次世界大戦の沈没船、そして有名なジェリーフィッシュレイクがあります。米国とは自由連合盟約(コンパクト)を結ぶ密接な関係にあり、通貨も米ドルです。日本国籍者を含む主要国籍者には観光目的で無料の到着ビザが発給され、最大90日間の滞在が可能です。
パラオのビザ・入国制度
パラオはほとんどの国籍者に観光目的のビザなし入国を認めています。コロールのローマン・トメトゥイル国際空港または海路での到着時に、多くの国籍者には30日間有効な入域許可証が発給され、対象国籍によっては最長90日間の滞在が可能です。パスポートは入国日から6か月以上の残存有効期間が必要です。復路または次の目的地への航空券も必要です。到着時に全訪問者が支払う「プリスティン・パラダイス環境税」(50米ドル、現金またはカード)に加え、出国時には30米ドルの出国税がかかります(航空券に含まれている場合もあります)。これらの環境税はパラオの自然保護活動の財源になります。入国手続きは機内で配布される入国カードを使ったシンプルなもので、対象国籍者に事前のビザ申請は不要です。パラオは環境保護を重視した持続可能な観光を掲げており、訪問者数を意図的に制限しています。「パラオ・プレッジ(誓約)」— パスポートに押印される義務的なエコ誓約 — は、滞在中の環境保護へのコミットメントを訪問者に求める独自の制度です。
主なビザの種類
ビザなし入国(観光許可証)
米国、カナダ、英国、EU諸国、オーストラリア、ニュージーランド、日本を含むほとんどの国籍者向けの観光目的の到着時発給許可証。
ビザ延長
当初の30日間または90日間のビザなし滞在期間を超えて滞在したい旅行者向け。ダイビング講習や長期のダイビング旅行のために延長する旅行者も多くいます。
パラオ渡航の重要情報
•ビザ:日本国籍者を含む主要国籍者は観光目的でビザなし入国ができ、多くは30日間、対象国籍によっては最長90日間滞在できます。
•パラオ・プレッジ:入国審査でパスポートに押印される義務的なエコ誓約です。サンゴに触れない、魚に餌を与えない、ゴミを捨てない、リーフセーフな日焼け止めのみ使用することを誓います。
•環境税:到着時に1人50米ドルの「プリスティン・パラダイス環境税」(現金またはカード)、出国時に30米ドルの出国税がかかります(航空券に含まれる場合もあり)。
•パスポート:入国時点で残存有効期間6か月以上が必要です。復路または次の目的地への航空券も提示を求められます。
•アクセス:パラオは非常に遠隔地で直行便が限られます。日本からはグアム、ソウル、マニラ経由が一般的です — 日本航空・全日空はグアム経由での接続が可能です。座席数が限られるため早めの予約が推奨されます。
•ロックアイランド許可証:ロックアイランドやジェリーフィッシュレイクを訪れるには、別途100米ドルの許可証(10日間有効)が必要です。ダイビング専用の許可証(50米ドル、10日間有効)は環境税とは別に必要です。
•物価:パラオは遠隔地であるため物価が高めです。ほとんどの品が輸入品のため食費もかさみます。宿泊費込みで1日最低150〜200米ドルの予算を見込んでおきましょう。
•医療:医療施設は限られています。パラオ国立病院は基本的な治療に対応しますが、重篤な症状はグアムやマニラへの搬送が必要になる場合があります。ダイビング補償・医療搬送付きの海外旅行保険への加入が強く推奨されます。
•ベストシーズン:年間を通じて熱帯気候(24〜32°C)です。ダイビングは通年良好ですが、透明度と海況の面で12〜3月が最適です。7〜10月は南西モンスーンで雨が増えますが、マンタを引き寄せるプランクトンの発生も見られます。
•通貨:米ドル(USD)が公式通貨です。米国との自由連合盟約により、両替の必要がありません。
旅行ガイド
パラオ共和国は西太平洋に浮かぶ約340の島々からなる群島 — カロリン諸島の西端に位置し、世界屈指のスキューバダイビングの聖地として広く認められています。ブルーコーナー、ジャーマンチャネル、ペリリューウォール、ジェリーフィッシュレイクは、40年にわたり世界クラスのダイビングを定義してきた代表的なダイブサイトです。2009年、パラオは世界初のサメ保護区を宣言し、2015年には地球上最大級の海洋保護区のひとつを制定しました。世界遺産のロックアイランド南方ラグーン — ターコイズブルーの海面から立ち上がる、密林に覆われたキノコ形の石灰岩の島々445 — は必見です。ペリリュー島には太平洋戦争でも屈指の激戦地(1944年9月〜11月)の生々しい痕跡が残っています — 日本軍の掩体壕、米軍の戦車、密林に覆われたブラッディノーズリッジ。入国はほとんどの国籍者にビザ不要(30〜90日間)ですが、訪問者は50米ドルの「プリスティン・パラダイス環境税」を支払い、入国審査でパスポートに「パラオ・プレッジ」— 義務的なエコ誓約 — のスタンプを押す必要があります。米国との自由連合盟約により、米ドルが公式通貨で、英語も主要言語のひとつです。
この目的地の楽しみ方
ブルーコーナーは世界で最も名高いダイブサイトのひとつです — 強い潮流に導かれて、リーフシャーク、灰色のツカサザメ、バラクーダ、大型のロウニンアジが大群をなす台地。ジャーマンチャネルはマンタのクリーニングステーションで、サンゴの根の上をマンタが規則的に旋回します。ペリリューウォールは水深900フィートまで垂直に落ち込みます。第二次世界大戦の沈没船には日本軍の零戦や米軍のコルセア戦闘機が含まれます。透明度は頻繁に30mを超えます。潮流のあるサイトではアドバンスド・オープンウォーター資格が推奨されます。サメ漁禁止により、サメの個体数が豊富かつ手つかずのまま保たれています。
エイルマルク島のジェリーフィッシュレイクには、何千年も前に陸に閉じ込められた汽水湖に移り住み、天敵の不在により毒針を失った何百万匹もの金色のクラゲが生息しています。密集した金色の雲のように動くクラゲの群れの中をシュノーケリングするのは、太平洋でも類を見ない野生生物体験です。生態系保護のためスキューバダイビングは禁止されています。ロックアイランド許可証(100米ドル、10日間有効)が必要です。2016年のエルニーニョによる個体数減少後、現在は回復しています。
ターコイズブルーのラグーンから立ち上がる、キノコ形にえぐれた土台を持つ445の無人石灰岩島群。海のアーチをくぐるカヤック、手つかずのサンゴ礁でのシュノーケリング、隠れたビーチ、船でしか行けない海水湖へのアクセスが楽しめます。ロックアイランド許可証(100米ドル、10日間有効)が必須です。コロール発の日帰りツアーでは複数のシュノーケリングスポットとビーチを巡ります。開発は一切許可されておらず、象徴的なキノコ島の写真撮影と世界クラスのシュノーケリングが楽しめます。
ペリリュー島には、1944年9月から11月にかけての太平洋戦争屈指の激戦の痕跡が、密林に覆われたまま今も残っています — 掩体壕、戦車、大砲、そしてブラッディノーズリッジ。コロールにある小さな戦争博物館が背景情報を提供しています。コロールから45分のフライトまたは船でアクセスでき、太平洋で最も訪問者の少ない第二次世界大戦の史跡のひとつです。慰霊の地でもあるため、敬意を持った訪問が求められます。
すべての訪問者は入国審査で「パラオ・プレッジ」をパスポートに押印しなければなりません — サンゴを傷つけない、魚に餌を与えない、リーフセーフな日焼け止めのみを使用する(有害な化学物質を含む日焼け止めは2020年から禁止、世界初の措置)ことを誓うエコ誓約です。50米ドルの「プリスティン・パラダイス環境税」は海洋保護活動の財源になります。パラオは保全型観光の世界的リーダーです — 世界初のサメ保護区(2009年)、世界最大級の海洋保護区のひとつ(2015年)。
お金と通貨
米ドル(USD)
通貨コード: USD
お金の実用的なヒント
通貨は米ドル(USD)— パラオ独自の通貨はない
パラオの公式通貨は米ドル(USD)で、パラオ独自の通貨は存在しません。日本円やその他の通貨は、コロールにあるNECOマリン信用組合やバンク・オブ・グアムで両替できます。ローマン・トメトゥイル国際空港には限定的な両替設備があります。ペリリュー、アンガウル、カヤンゲル、ハトホベイなどの離島には両替施設が一切ないため、必ずコロールで米ドル現金を用意してから移動してください。ダイブショップやリゾートの多くは米ドルを基本通貨として扱います。
ATMはコロールに限定
パラオのATMは商業の中心地コロールに限られています。NECOマリン信用組合やバンク・オブ・グアムのATMがVisa・Mastercardに対応しています。1日の引き出し上限があります。ペリリュー、アンガウル、カヤンゲル、ハトホベイの各島にはATMがありません。ロックアイランドやジェリーフィッシュレイクへのアクセス拠点にも銀行施設はありません。複数日にわたる離島巡りやボートツアーの前には、コロールで十分な米ドル現金を引き出しておいてください。
コロールのリゾート・ダイブショップではカード対応良好
パラオの中心地コロールではカード対応は比較的良好です。大型ホテル(パラオ・パシフィック・リゾート、パラオ・ロイヤル・リゾートなど)や国際的なダイブオペレーター(サムズ・ツアーズ、フィッシュ・アンド・フィンズ、ネコ・マリンなど)、コロールの大きめのレストランではVisa・Mastercardが使えます。パラオは米国の金融インフラを使用しているため、Apple Pay・Google Payも利用できます。地元の小さなレストランや商店、離島でのすべてのサービスは米ドル現金のみです。
ダイビングの聖地だが物価は高め — チップの習慣はない
パラオは世界屈指ながら物価の高いダイビングデスティネーションです。コロールの中級ホテルは1泊100〜220米ドル、国際水準のダイブリゾートは食事込みで1泊220〜500米ドル。信頼できる業者での2タンクのボートダイブは1人80〜130米ドル。ロックアイランド許可証は100米ドル(複数日有効)、ジェリーフィッシュレイク入場は35米ドル、ペリリューの史跡日帰りツアーはボート送迎込みで60〜80米ドル。コロールでのレストランのメインディッシュは15〜35米ドル。重要な注意点として、パラオの文化にチップの習慣はありません — ガイド、ダイブインストラクター、レストランスタッフへのチップは不要で、むしろ不自然に受け取られることもあります。
ご注意: 渡航前に必ず最新の為替レートを確認してください。両替は空港や銀行、認可された両替所で利用できます。
パラオの通貨は何ですか?
日本円は現地で両替できますか?
Apple PayやGoogle Payは使えますか?
チップは必要ですか?
JCBカードは使えますか?
1日の予算はどれくらい見ればいいですか?
日本人がパラオに行くのにビザは必要ですか?
事前のビザ取得は不要です。日本国籍者を含む主要国籍者は観光目的でビザなし入国ができ、通常30日間の滞在が認められます。パスポートは入国時点で残存有効期間6か月以上が必要で、復路または次の目的地への航空券の提示も求められます。到着時に1人50米ドルの環境税、出国時に30米ドルの出国税がかかります。
パラオ・プレッジとは何ですか?
パラオ・プレッジは、すべての訪問者が入国審査でパスポートに押印する義務的なエコ誓約です。「パラオの子どもたちへ、あなたの美しくかけがえのない島を守り、保護することを、あなたのゲストとして誓います」という言葉から始まり、サンゴに触れない、魚に餌を与えない、環境に配慮した行動を取ることを約束します。世界でも珍しい、パスポートに直接刻まれる環境誓約の制度です。
日本からパラオへはどう行けばいいですか?
パラオへの直行便は非常に限られています。日本からは主にグアム経由でのアクセスが一般的で、日本航空や全日空でグアムまで飛び、そこからユナイテッド航空などの便に乗り継ぎます。ソウルやマニラ経由のルートもあります。座席数が限られるため、早めの予約が推奨されます。
ペリリュー島の戦跡について教えてください
ペリリュー島は1944年9月から11月にかけて、太平洋戦争でも屈指の激戦地となった場所です。日本軍の掩体壕、米軍の戦車、大砲、そしてブラッディノーズリッジと呼ばれる戦場跡が、密林に覆われたまま今も残されています。コロールにある小さな戦争博物館で背景を学んでから訪れるのがおすすめです。慰霊の地としての性格も強いため、敬意を持った訪問を心がけてください。コロールから飛行機または船でアクセスできます。
ジェリーフィッシュレイクではどんな体験ができますか?
エイルマルク島のジェリーフィッシュレイクには、天敵がいないため毒針を失った何百万匹もの金色のクラゲが生息しており、その中をシュノーケリングで泳ぐことができます(生態系保護のためスキューバダイビングは禁止)。触っても刺されることはほとんどありませんが、クラゲを傷つけないよう優しく扱うことが求められます。ロックアイランド許可証が必要で、コロールからのボートツアーで訪れるのが一般的です。
ダイビング以外の楽しみ方はありますか?
ロックアイランド南方ラグーン(世界遺産)でのカヤックや隠れたビーチ巡り、キノコ形の島々の写真撮影は、ダイビングをしない旅行者にも人気です。ペリリュー島の戦跡巡りや、コロール市内での文化施設の見学も選択肢になります。ただし、パラオの魅力の多くは海に関連しているため、シュノーケリングができるとより多くの体験を楽しめます。
Visajaはこのページの連絡先とビザ情報を継続的に見直していますが、要件は予告なく変わることがあります。重要な点は出発前に公館または公式窓口で確認してください。