スイス
国番号
+41
首都
ベルン
人口
910.4万 (2025)
言語
ドイツ語 · イタリア語 · フランス語 · ロマンシュ語
面積
41,291 km²
電圧・周波数
230 V
プラグの種類
ユーロプラグ · SN 441011
通行区分
右
現地語名
Schweiz
地域
ヨーロッパ
西ヨーロッパ
タイムゾーン
中央ヨーロッパ時間
UTC+01:00
このページの内容
スイスは、アルプスに抱かれた4つの公用語の連邦国家です。マッターホルンとユングフラウの山岳、氷河特急の車窓、ジュネーブの国際機関から時計の谷まで、小さな国土に旅の密度が凝縮されています。日本国籍者はシェンゲン共通の90/180日ルールでビザ不要。EU非加盟ながらシェンゲンには全面参加という立ち位置だけ、頭に入れておいてください。
スイスのビザ・シェンゲン協定について
スイスはEU非加盟国でありながら、シェンゲン協定には全面参加しています。日本を含む主要国籍者は、観光・商用の短期滞在なら事前のビザ取得なしで入国でき、シェンゲン共通の規則により180日間のうち通算90日間まで滞在できます。スイスで入国すれば、フランス、ドイツ、イタリアなどシェンゲン圏全体を追加の手続きなしに移動でき、滞在日数は圏全体で合算される一つの勘定です。90日間を超える滞在(就労契約、大学の学位課程、研究職、家族呼び寄せ、長期の医療治療など)には、入国のための国内ビザ(Type D)が必要で、在留許可はその後に州が発行します。申請は各国のスイス大使館・領事館、主要都市ではビザ申請センターを通じて行います。パスポートは入国時点で有効であることが条件で、物価の高いスイスでは十分な滞在資金の証明を求められることがあります。
主なビザの種類
シェンゲン観光ビザ(Type C):日本人は不要
シェンゲン圏内でのレジャー旅行、スイスの都市やアルプス地方の観光、ユングフラウ・アレッチ地域やベルンの旧市街など世界遺産の訪問、文化フェスティバルへの参加、美術館・博物館めぐり、山岳観光、スキーやウィンタースポーツ、スイス国立公園でのハイキング、ジュネーブ湖・チューリッヒ湖・ルツェルン湖での湖水観光、短期の休暇滞在向け。日本国籍者を含む主要国籍者はビザなしで入国でき、事前申請は不要です。
留学ビザ(Type D)
スイスの大学(ETHチューリッヒ、EPFLローザンヌ、チューリッヒ大学、ジュネーブ大学、バーゼル大学)でのフルタイム就学、ビジネススクール(IMD、HECローザンヌ)、ホスピタリティマネジメント学校(グリオン、レ・ロシュ、EHL)、インターナショナルスクール、語学学校での学位課程、交換留学、博士課程研究、学術インターンシップなど。工学、ホスピタリティ、国際関係、ビジネス教育で世界的に知られるスイスの教育機関で学べます。
就労ビザ(Type D)
正式な雇用契約に基づくスイスでの就労。銀行業、製薬、バイオテクノロジー、工学、IT、時計製造、国際機関(国連機関、WHO、WTO、赤十字国際委員会)、多国籍企業、研究機関、ホスピタリティ業界、熟練技能職などが対象です。スイスは非EU・EFTA国籍者向けに厳格な労働市場規制と割当制度を維持しており、高度専門職や幹部人材が優先されます。
家族呼び寄せビザ(Type D)
スイス国籍者、永住権保持者(Permit C)、または合法的な居住者(Permit B)である家族と同居するためのビザ。配偶者、登録パートナー、未成年の子ども、場合により扶養を要する親や成人した子どもが対象です。家族の再統合はスイスにおいて基本的な権利ですが、十分な住居、経済力、統合要件の証明が求められます。
スイス渡航の重要情報
•ビザ:日本国籍者は観光・商用目的で180日間のうち90日間、事前のビザ取得なしで入国できます。
•シェンゲン協定の恩恵:スイスで入国すれば、シェンゲン圏全体を追加の手続きなしに移動できます。滞在日数は圏全体で合算される一つの勘定です。スイスはEU非加盟国ですがシェンゲン協定には加盟しています。
•非EU加盟国としての立ち位置:スイスはシェンゲン協定に参加する非EU加盟国という独自の地位を保っています。短期滞在にはシェンゲンの規則が適用されますが、就労許可・居住・長期滞在には独自の国内規制が適用されます。
•パスポート:入国時点で有効なパスポートを携行してください。国境管理はシェンゲン加盟国であっても実施されることがあり、隣国との国境で抜き打ちの検査が行われることもあります。
•海外旅行保険:シェンゲン圏滞在をカバーする医療保険への加入が強く推奨されます(ビザ免除入国者にも実質的に推奨)。医療費、入院、緊急移送、緊急歯科治療をカバーする保険を検討してください。
•資金証明:物価の高いスイスでは、十分な滞在資金の証明を求められることがあります(求められる水準はヨーロッパでも特に高い部類です)。
•空港:主要な国際空港はチューリッヒ空港とジュネーブ空港です。両空港とも鉄道駅に直結しており、市内や各観光地へのアクセスが便利です。
•鉄道網:スイスの鉄道は世界屈指の正確さと充実度を誇ります。スイストラベルパス(期間制)はすべての列車・バス・船、多くの登山鉄道をカバーします。料金は公式サイトで確認してください。
•気候:山岳地帯を中心に季節による変化が大きく、冬(12〜3月)はスキーシーズン、夏(6〜9月)はハイキングシーズンです。標高によって天候が大きく異なるため、レイヤードの服装を用意しましょう。
•通貨:スイスフラン(CHF)。ユーロ圏ではありません。観光地の一部店舗ではユーロも使えますが、レートが不利です。ATMは空港・駅・市街地に豊富にあります。
•言語:ドイツ語(63%)、フランス語(23%)、イタリア語(8%)、ロマンシュ語(1%未満)の4つの公用語があり、地域ごとに使われる言語が異なります。観光地では英語も広く通じます。
•物価:スイスはヨーロッパでも屈指の物価の高さです。レストランでの食事、宿泊費ともに近隣諸国より高めに見積もっておきましょう。
スイスは、スクリーンセーバーのような景観がスイス製時計の正確さで運行されている国です。南半分を占めるアルプスにはマッターホルンの三角錐、ユングフラウヨッホの「ヨーロッパの屋根」、アルプス最大のアレッチ氷河。氷河特急やベルニナ急行の絶景列車は、それ自体が旅の目的地になります。都市も粒ぞろいで、金融と意外なアートのチューリッヒ、国際機関と時計ブティックのジュネーブ、絵葉書そのもののルツェルン、砂岩アーケードの世界遺産ベルンが数時間圏に並びます。フォンデュとチョコレートは文化的制度、1,500の湖は夏の泳ぎ場。物価は世界屈指の高さですが、交通・食・景観・治安の質が、その1フランの価値に見合う国です。
スイスを発見
ツェルマットとユングフラウ:アルプス旅の設計
スイスアルプスの旅は、二大拠点のどちらを軸にするかから始まります。ツェルマットはガソリン車乗り入れ禁止の谷あいの町で、窓を開ければマッターホルン(4,478m)。ゴルナーグラート登山鉄道で氷河の展望台へ上がり、夏はハイキング、冬はスキーの基地になります。もう一方のユングフラウ地域は、グリンデルワルト、ヴェンゲン、ミューレンの三つの村がアイガー・メンヒ・ユングフラウの三峰を囲み、ヨーロッパ最高地点の駅ユングフラウヨッホ(3,454m)へ登山鉄道が通じます。設計の要諦は「山の日を固定しない」こと。山頂の眺めは天候次第なので、拠点に2〜3泊して晴れた朝に山へ上がる余白を持たせるのが正解です。車がなくても鉄道とケーブルカーだけで全行程が組めるのは、日本の旅行者にとって特にありがたい設計です。
スイス鉄道を旅の戦略にする
スイスでは鉄道が移動手段ではなく旅の設計思想になります。時刻に正確な全国網が数分単位の乗り継ぎで噛み合う様子は、新幹線文化に親しんだ日本の旅行者にこそ響くはずです。戦略の核はスイストラベルパス。期間制で列車・バス・湖船と多くの登山鉄道・美術館をカバーし、乗るたびに切符を買う人生から解放されます(料金と対象は公式で確認を)。氷河特急(ツェルマット〜サンモリッツ、291の橋と91のトンネル)やベルニナ急行のようなパノラマ列車だけは座席指定の事前予約が必要ですが、同じ区間を普通列車で走れば予約なしで同じ景色が手に入る、という抜け道も覚えておく価値があります。駅から駅へ荷物を送れる手荷物輸送サービスを使えば、身軽なまま山と都市を渡り歩けます。
ジュネーブとバーゼル:国際スイス
スイスのもう一つの顔は、世界が集まる国際都市です。ジュネーブではレマン湖の高さ140mの大噴水を目印に、国連欧州本部の見学ツアー、赤十字博物館、そして郊外のCERN(欧州原子核研究機構)の見学施設まで、「世界の仕組み」を見て回れます。街には時計ブティックとフォンデュの老舗が同居し、対岸にはモンブランが浮かびます。ライン川の曲がり角のバーゼルは、世界最高峰のアートフェア「アート・バーゼル」と、ベイエラー財団はじめ人口比で世界屈指の美術館密度を誇る芸術都市。夏には市民が防水バッグを浮き輪代わりにライン川を流れ下る、川泳ぎ文化の首都でもあります。首都ベルンの砂岩アーケードとアインシュタインの住居を加えれば、山を一度も登らないスイス旅すら成立します。
チーズとチョコレート:アルプス酪農の伝統
スイスの食の看板は、山の暮らしの仕組みそのものです。夏に牛を高地の牧草地へ上げ、秋に鈴を鳴らして下ろす移牧の伝統が、グリュイエールやエメンタール、アッペンツェラーのチーズ文化を育てました。グリュイエールの村では製造工房を見学し、城下の食堂で本場のフォンデュを。フォンデュは本来冬の料理で、溶けたチーズの鍋をパンで共有する食卓の儀式です。ラクレットは半円のチーズを炙ってジャガイモにかける、もう一つの国民食。チョコレートは巡礼の域で、ブロックのメゾン・カイエ、チューリッヒのリンツ・ホーム・オブ・チョコレート、シュプルングリ本店のリュクサンブールリと、工場から老舗まで甘い動線が引けます。どの町の職人チョコレート店も、その土地の名刺代わりです。
湖とブドウ畑とティチーノ
スイスには1,500を超える湖があり、夏の湖水浴は国民的な習慣です。チューリッヒやジュネーブでは市民が昼休みに湖へ泳ぎに行き、湖畔の水浴場(バディ)が街の社交場になります。レマン湖北岸のラヴォー地区では、ブドウ畑の段丘が世界遺産に登録されています。太陽の直射、湖面の反射、石垣の蓄熱という「三つの太陽」がワインを育てるという言い伝えの土地で、テラス越しに湖とアルプスを眺めるワイン列車と試飲の午後は、スイス旅の隠れた頂点です。そして南のティチーノ州は「スイスの中の地中海」。イタリア語が響き、ヤシの木が茂るルガノの湖畔では、同じ国とは思えない温暖な空気が待っています。山の国の旅程に、水辺の一日を必ず挟んでください。
時計の谷からバーンホフ通りへ
スイス時計の物語は、雪に閉ざされた農家の冬仕事から始まりました。ジュラ山脈のヴァレ・ド・ジューでは農閑期の手仕事が精密機械の伝統に育ち、オーデマ ピゲやジャガー・ルクルトを生みます。時計製造のために街路が設計された計画都市ラ・ショー=ド=フォンは、その産業景観ごと世界遺産に登録され、国際時計博物館が歴史を伝えます。ジュネーブのパテック フィリップ博物館は、時計を工芸として愛する人の聖地。金額ベースで世界の高級時計の95%を生むこの国で、ジュネーブのローヌ通りとチューリッヒのバーンホフ通りのブティック街は最後の仕上げです。時計文化に親しむ日本の旅行者にとって、産地の谷から旗艦店までを一本の線で辿れるのは、この国だけの旅の形です。
この目的地の楽しみ方
スイスアルプスは世界で最も有名な山岳地帯です。ツェルマットはマッターホルン(4,478m)の麓に位置する車の乗り入れ禁止の街で、11〜4月はスキー、夏は氷河を望むハイキングが楽しめます。ユングフラウ地域(グリンデルワルト、ヴェンゲン、ミューレン)にはヨーロッパ最高地点の駅ユングフラウヨッホ(3,454m)への登山鉄道と、アイガー・メンヒ・ユングフラウの三峰があります。エンガディン地方のサンモリッツはアルプスの冬季観光を生み出した地で、冬季オリンピックを2度開催しました。ヴェルビエは上級スキーヤーに人気です。世界遺産のアレッチ氷河は全長23kmでアルプス最大です。夏のハイキングも壮観で、6万5,000km超の整備されたトレイル、レシュティとワインを提供する山小屋、パノラマの尾根へ向かうケーブルカーがあります。
スイスの鉄道はそれ自体が旅の目的地です。氷河特急(ツェルマット〜サンモリッツ、8時間)は291の橋と91のトンネルを通り、座席で食事をとりながら壮大なアルプスの景色を楽しめます。ベルニナ急行(クール〜イタリアのティラーノ)は世界遺産のベルニナ線を走り、ラントヴァッサー高架橋とモルテラッチ氷河を通過します。ゴールデンパスのパノラマ列車はブリューニク峠とジュネーブ湖畔のブドウ畑を経てルツェルンとモントルーを結びます。スイストラベルパス(期間制。すべての列車・バス・船と多くの登山鉄道をカバー。料金は公式で確認を)は世界屈指の交通パスです。日本の新幹線文化に親しんだ旅行者にとっても、時刻に正確なスイスの鉄道網は共感を呼ぶはずです。
チューリッヒは金融の中心地で、バーンホフ通りの高級ショッピング、クンストハウス美術館、リマト川沿いの旧市街のバーが魅力です。ジュネーブはモンブランを望むレマン湖畔の都市で、高さ140mのジェドー噴水、国連欧州本部、CERN、世界クラスの時計ブティックがあります。ルツェルンは14世紀の屋根付き木橋カペル橋、ライオン記念碑、ピラトゥス山(2,128m)とリギ山へのケーブルカーが見どころです。ベルンは砂岩のアーケードが連なる世界遺産の旧市街、時計塔ツィットグロッゲ、アインシュタインの住居、連邦議事堂があります。バーゼルはアート・バーゼル(世界最高峰のアートフェア)、ベイエラー財団美術館、ライン川の水泳文化で知られます。ルガノはイタリア語圏ティチーノ州の洗練された湖畔都市です。
フォンデュ(溶かしたグリュイエールとヴァシュラン・チーズを共有の鍋で長いフォークに刺したパンにからめて食べる)はスイスの国民食で、山岳地帯のレストランや街中のフォンデュ専門店で提供されます。ラクレット(半円状のチーズを溶かしてジャガイモやピクルスにかける)もスイスに欠かせない一皿です。グリュイエール、エメンタール、アッペンツェラーは見学可能な酪農場で作られています。スイスチョコレートは巡礼の旅そのものです。ブロックのメゾン・カイエ(ネスレの歴史的工場)、チューリッヒのリンツ・ホーム・オブ・チョコレート(世界最大級のチョコレート博物館)、バーンホフ通りのシュプルングリのリュクサンブールリ(小さなマカロン)。スイスのどの町にも職人チョコレート店があります。牛の鈴、山岳牧草地、季節ごとの移牧といったアルプスの酪農文化は今も息づく伝統です。
スイスには1,500以上の湖があり、多くは夏に泳ぐこともできます。レマン湖はジュネーブからモントルーまで広がり、北岸にはユネスコ世界遺産のラヴォーのブドウ畑段丘が連なります。ルツェルン湖(フィアヴァルトシュテッター湖)は山々に囲まれ、懐かしい外輪船が運航しています。チューリッヒ湖は市街を貫き、水泳スポット(ゼーバート・エンゲ、フラウエンバート)があります。ブリエンツ湖とトゥーン湖はベルナーオーバーラント地方を縁取ります。ルガノ湖とマッジョーレ湖はイタリア語圏ティチーノに地中海のような温暖さをもたらします。シャフハウゼン近郊のライン滝はヨーロッパ最大級の水量を誇る滝です。エンガディン地方のスイス国立公園(1914年設立、アルプス最古の国立公園)は手つかずのアルプス生態系を保護しています。
スイスは金額ベースで世界の高級時計の95%を生産しています。ヴァレ・ド・ジュー(オーデマ ピゲ、ジャガー・ルクルト、ブランパン)、ジュネーブ(パテック フィリップ、ヴァシュロン・コンスタンタン、ロレックス)、世界遺産のル・ロックルとラ・ショー=ド=フォン(時計製造の街)は16世紀に遡る産業の中心地です。ジュネーブのパテック フィリップ博物館とラ・ショー=ド=フォンの国際時計博物館がその歴史を伝えます。ジュネーブのローヌ通りとチューリッヒのバーンホフ通りには時計ブティックが軒を連ねます。時計文化に親しみのある日本の旅行者にとって、精密機械式時計の聖地巡礼は特別な意味を持つでしょう。時計以外にも、スイスの銀行業(チューリッヒとジュネーブ)、製薬イノベーション(バーゼル)、国際外交(ジュネーブの国連、WHO、赤十字、WTO)が、この小さな国を世界の舞台で際立たせています。
お金と通貨
スイス・フラン (CHF)
通貨コード: CHF
お金の実用的なヒント
スイスはユーロ圏ではない:スイスフランを用意しよう
スイスの通貨はスイスフラン(CHF)で、ユーロではありません。ジュネーブ、チューリッヒ、ルツェルン、バーゼルなど観光客の多いエリアの一部の店ではユーロも受け付けますが、レートは不利です。お得に旅行するなら支払いはCHF建てで行いましょう。到着後にATMでスイスフランを引き出すか、渡航前に銀行や公式の両替窓口で両替しておくのがおすすめです。日本円からの直接両替は取り扱いが限られるため、日本出発前に済ませておくと安心です。
ATMは見つけやすく、手数料もほぼかからない
ATM(ドイツ語圏ではBancomat、フランス語圏ではdistributeur)は空港、鉄道駅、市街地、スーパーに広く設置されています。ほとんどがVisa・Mastercard・Maestroに対応しています。スイスの銀行ATMは外国カード保有者に対して現地手数料を課さないのが一般的ですが、日本のカード会社側で海外取引手数料がかかることがあります。PostFinanceのATMは特に数が多いです。
カード決済はオーストリアやドイツより普及している
スイスは近隣諸国よりもカード対応率が高い国です。Visa・Mastercardはホテル、レストラン、スーパー、ほとんどの店で使え、タッチ決済やモバイルウォレット(Apple Pay、Google Pay)も広く普及しています。地元の決済アプリTwintはスイス居住者向けで、海外からの旅行者はスマホ決済をする場合Apple Pay・Google Pay経由でVisa・Mastercardを利用することになります。American Expressは高級店では使えますが、それ以外では通用度が下がります。JCBは主要都市の一部店舗で使える場合もありますが、国際Visa・Mastercardを主軸にするのが確実です。
ヨーロッパ屈指の物価の高さを見込んでおこう
スイスはヨーロッパでも常に物価の高さで最上位グループに入る国です。外食と宿泊が予算の主変数で、チューリッヒとジュネーブが最も高く、冬季の山岳リゾート(グラウビュンデン州、ヴァレー州)はハイシーズンに都市部を上回ることもあります。効かせどころは、ミグロやコープなどのスーパーの総菜とベーカリーを昼に使い、外食を1日1回に絞ること。湖と山という「無料の主役」を軸に組めば、支出の質は確実に上がります。実勢価格は変動が続いているので、直近の相場で予算を組んでください。
ご注意: 渡航前に必ず最新の為替レートを確認してください。両替は空港や銀行、認可された両替所で利用できます。
スイスの通貨は何ですか?
日本円は現地で両替できますか?
スイスでユーロは使えますか?
本当に物価が高いのですか?
スイスのATMは手数料がかかりますか?
チップは必要ですか?
Apple PayやGoogle Pay、タッチ決済は使えますか?
日本人がスイスに行くのにビザは必要ですか?
必要ありません。日本国籍者は観光・商用目的であれば、シェンゲン協定加盟国共通の規則により180日間のうち90日間、事前のビザ取得なしで滞在できます。パスポートは入国時点で有効であることが条件です。90日を超える留学・就労・長期滞在の場合は、事前に国内ビザ(Type D)の取得が必要です。
スイスはEU加盟国ですか?
いいえ、スイスはEUには加盟していません。しかしシェンゲン協定には全面参加しているため、シェンゲンビザまたはビザ免除で入国した旅行者は、フランス、ドイツ、イタリアなど周辺のシェンゲン加盟国へも自由に移動できます。通貨もユーロではなくスイスフラン(CHF)を使用しています。
スイスの絶景列車はどう予約すればいいですか?
氷河特急やベルニナ急行、ゴールデンパスなどのパノラマ列車は、公式サイトや駅の窓口で事前予約できます。特に氷河特急は座席指定制で、夏の繁忙期は数週間前の予約が推奨されます。複数の列車・バス・船を利用する旅程なら、期間制のスイストラベルパスがお得です(料金と対象は公式サイトで確認を)。日本の新幹線のような正確な時刻運行が魅力で、鉄道好きの日本人旅行者にも高く評価されています。
スイスで時計を買うならどこがおすすめですか?
ジュネーブのローヌ通りとチューリッヒのバーンホフ通りには高級時計ブティックが軒を連ねています。ジュネーブのパテック フィリップ博物館や、世界遺産の時計製造の街ラ・ショー=ド=フォンにある国際時計博物館では、時計産業の歴史を深く知ることができます。免税手続き(デタックス)の対象になる場合が多いので、購入時にパスポートを提示し、出国時の還付手続きについて確認しておきましょう。
スイス旅行の予算はどれくらい見ればいいですか?
スイスは世界でも屈指の物価の高さで、ヨーロッパでも常に最上位グループに入ります。外食と宿泊が予算の主変数で、山岳リゾートのハイシーズンは都市部よりさらに上がります。効かせどころは、スーパー(Coop、Migros)の総菜とベーカリーを昼に使うこと、湖と山の景色という「無料の主役」を軸に組むこと、そして交通パスで移動費を固定してしまうことです。実勢価格は変動が続いているので、直近の相場で予算を組んでください。それでも交通・食・景観・治安の質は、支払う1フランに確実に見合います。
カード決済はどのくらい使えますか?
スイスは近隣のオーストリアやドイツよりもカード対応率が高い国です。Visa・Mastercardはホテル、レストラン、スーパー、ほとんどの店で使え、タッチ決済やApple Pay・Google Payも広く普及しています。現地の決済アプリTwintは住民向けで海外旅行者は利用できません。JCBは主要都市の一部店舗で使える場合もありますが、Visa・Mastercardを主軸に用意することをおすすめします。
Visajaはこのページの連絡先とビザ情報を継続的に見直していますが、要件は予告なく変わることがあります。重要な点は出発前に公館または公式窓口で確認してください。